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安全なカラー・薬用ヘナ染色
最近書店で「経費毒」なる本が出ており化粧品やシャンプー・リンス・歯磨き粉など、化学薬品でできている日用品の有害化学物質が、皮膚から吸収されると指摘しています。
30年前にはほとんど見られなかった子宮内膜症、そのほかの婦人病も増加しているとありますが、ご家庭で使うカラー剤一つとっても、ジアミン等の化学染料と過酸化水素を反応させ髪を脱色し染色しています。しかも、色素を毛の中に染みこませるため強力で多量の界面活性剤も成分として組み込まれています。
毛染めをしているとき、電子顕微鏡で撮影した写真を見ると、染色した髪の表面が傷み、ザラザラになっているのが分かります。注意深く作業しても頭皮に薬剤がつくのは避けられず、界面活性剤の働きで色素が頭皮から染みこむおそれがあります。髪のなかに薬剤が残留すると紫外線等と反応し、毛髪中で再ブリーチが行われます。髪の主成分であるタンパク質が破壊され、空洞化がすすみ、ダメージを拡げます。
そんな中、最も注目されているのが薬草ヘナでの染色です。しかし、天然ヘナのなかには、従来のカラーと何ら変わらないまがいものも多く出回っています。また、従来日本国内で流通しているインド産ヘナは年2〜3回の短期間で採取されたヘナ葉を原料とし、製造工場も極めて小規模な施設です。
『バンズヘア』では、生産地・葉の選択・製造工程・輸入方法など、扱うヘナの品質に徹底してこだわり、インドで最も伝統と信用のある大手工場から入手しています。
この工場は世界で最も良質なヘナ栽培地ジャスタン州にあり、インド・アラブ諸国の王室御用達として数百年の歴史と伝統を誇ります。
年1回新芽のみを採取、肉厚でローソニア成分をたっぷり含んだヘナが、毛髪の集水力を高め、ツヤ・コシ・ハリ・潤いを与え、キューティクルのはがれた毛髪の表面を修復します。また、紫外線から毛髪を守り、毛根に詰まったシャンプーや老廃物を取り除き、毛髪のトラブルを解消します。トリートメント効果抜群の、理想のヘナカラーといえます。